鋳巣 の変更点

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【いす】~
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#contentsx
*概要 [#nbaae849]
-[[鋳造欠陥]]の一種で,[[鋳造]]によって[[鋳造]]体内部や表面に気孔または気泡が存在する状態の総称。その成立過程として,[[''引け巣'']]など([[''凝固巣'']],[[''収縮巣'']])のように凝固収縮による場合と,合金中へのガスの吸収,[[鋳造]]時の空気の巻き込み等が原因の場合と2つに大別される。
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*引け巣 [#z91b2fb7]
+引け巣は,鋳造体の最終凝固に生じる空洞状の欠陥であるが,部分的に合金が不足している場合にも認められる。鋳造体内部に発生する小さな空洞は表面上からは確認できないが,合金不足の場合は表面上から確認ができる。引け巣が存在すると,口腔内で十分な性能を発揮できず,[[咬合圧]]により変形することもある。
++主に認められる場所
鋳造時における熱容量が最も大きい部分,すなわち最終凝固部に発生し易い。鋳造体で合金量が多い部分であり,原型製作([[ワックスアップ]])時には[[ワックスパターン]]の最大肉厚部が[[引け巣]]の発生し易い部位となる。
++原因
[[''凝固収縮'']]が起きても溶湯があれば[[鋳造圧]]による補充が可能であるが,最終凝固が鋳造体内で起こる場合,ほかの部分が既に凝固した後も凝固が続いているため,溶湯の供給がなくなって比較的冷却速度が遅い,凝固の遅れる部分に凝固収縮が集中する。[[鋳造]]操作上では[[鋳造圧]]の不足,[[スプルー線]]が細過ぎる,長過ぎる,[[鋳型]]の[[オーバーヒート]](過熱)などが関係する。
++対策
[[鋳造]]に際して凝固収縮は避けられないので,賢明なたいさくとしては,凝固収縮による引け巣の発生し易い部分を[[鋳造]]体の外に設定することである。最終凝固部である熱容量の大きな部分を[[スプルー線]]部分や残り湯部分にすると良い。そのために,[[湯だまり]]を付与したり[[スプルー線]]を太く短くするなどの対策が基本となろう。
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*ブローホール [#b8dbe892]
+[[鋳造]]体内で小さな気泡が全体的又は不特定部分に点在する状態を指す。[[鋳造]]体内部の気泡は表面上からは目視できないので,[[引け巣]]同様,気泡の発生は主に[[鋳造]]体の機械的性質に影響し,合金本来の性質を損なう。
++主にみられる場所
小さな空隙が[[鋳造]]体全体の不特定部分に現れる。また,それらの空隙が一ヵ所に集中することもある。
++原因
主に合金の溶解時に原因があると考えられる。合金を長時間溶解したり,溶解時に[[オーバーヒート]]して大量のガスを吸収すると,凝固時にそれらのガスが放出されて[[鋳造]]体の中に気泡として残留する。溶解時にはガスの吸収や酸化が起こっている可能性があるため,反復使用すると合金内でのガスの吸収や酸化物が増し,気泡発生の原因となり易くなる。
++対策
気泡の発生は,長時間の融解や融解時の[[オーバーヒート]]によるガスの吸収や酸化であるから,大気を遮断して可及的速やかに融解して溶湯を流し込む必要がある。[[不活性ガス]]雰囲気での融解が可能な高周波誘導のある[[アーク融解]]が有効である。[[ブローパイプ]]で融解する場合には,[[オーバーヒート]]を避けつつ,酸化を防止するために[[還元炎]]を用い,なおかつ[[フラックス]]を使用すると良い。合金を反復使用する場合には,未使用合金を半分以上投入する方法が有効である。
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*出典 [#w67d0301]
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*関連語句 [#tc26eab6]
#related
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*LINEで送る [#t98c1c95]
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