咬合器

【こうごうき】

最終更新日:2016-04-05 (火) 23:55:55






目次 [非表示]

[編集]概要

 ヒトの上下顎部の機能を機械的に再現できるように設計された道具。上下顎模型を生体と同じ位置関係に固定して,上顎模型を動作させて下顎運動を再現させることができる。咬合器を使用することにより,形態,排列,咬合状態等が調整された補綴物を間接的に製作できる。また,口腔内の診断,治療計画の設計等にも利用できる。


[編集]分類

[編集]下顎運動再現性による分類

[編集]調節機構による分類

[編集]顎関節部構造による分類

[編集]歴史

年代開 発 者概         要
1805Gariot金属製の蝶番咬合器を開発
1840Evans最初の解剖学的咬合器を開発
1859Bonwill最初の顆路型咬合器を開発
1896Walker生理学的咬合器を開発
1908Gysi切歯指導機構を備えた咬合器を発表(アダプタプル咬合器)
1914Schroder,Rumpel顆頭間距離の調節機構を備えた咬合器(Shroder-Rumpelの咬合器)を開発
Gysiシンプレックス咬合器を開発
1918Monsonモンソン咬合器を開発
1919WadsWorthWadsWorthの咬合器を開発
1921Hanauハノウ・モデルH型咬合器(コンダイラータイプの半調節性咬合器)を開発
1921HallAutomatic anatomic 咬合器を開発
1924簡易型咬合器を開発
19263次元的咬合器を開発
1930McCollmナソグラフ(パントグラフの原型)を開発
1934ナソスコープ咬合器を開発
1944Beyronデンタータス咬合器(コンダイラー型半調節性咬合器)を開発
1949坪根坪根式咬合器(コンダイラー型半調節性咬合器)を開発
1955Stuartナソスコープ咬合器を改良してスチュアート咬合器(アルコン型全調節性咬合器)を開発
1958HanauハノウH2-O(コンダイラー型半調節性咬合器)咬合器を開発
1965Stuartウィップミックス咬合器(アルコン型半調節性咬合器)を開発
1968Swanson,WiphTMJ咬合器(アルコン型全調節性咬合器)を開発
Grangerシミュレーター咬合器(アルコン型全調節性咬合器)を開発
1970三谷,山下コスマックス咬合器(アルコン型半調節性咬合器)を開発
1974GuichetディナーD5A咬合器(アルコン型全調節性咬合器)を開発
1975ディナー・マークII咬合器(アルコン型半調節性咬合器)を開発
Leeパナデント咬合器(アルコン型半調節性咬合器)を開発
保母オクルーゾマチック咬合器(新型)*1を開発





[編集]出典

図解咬合の基礎知識 (1984年)




[編集]関連語句













 カテゴリ : 理工学 >> 材料・器械 >> INDEX >> か行


*1 過補償理論に基づいたアルコン型非調節性咬合器
check