ターミナルヒンジアキシス

最終更新日:2016-04-18 (月) 20:17:53






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[編集]概要

 下顎開閉運動の回転軸であるヒンジアキシスは,各種下顎位で変化して現れるのに対し,ターミナルヒンジアキシス(終末蝶番運動軸)は,下顎頭関節窩内の最後上方で左右的に変位しない位置で,蝶番運動する際の仮想線であることから,頭蓋骨に対して常に一定の位置に現れる。したがって,ターミナルヒンジアキシス以外のヒンジアキシスは臨床的に意味をなさないとされ,現在では臨床上ヒンジアキシスと同義語として用いられている。
 ターミナルヒンジアキシスは中心位と一致することから,フェイスボウトランスファーの後方基準点として使用され,重要視されている根拠は以下の理由による。

  1. 再現性が高い
  2. あらゆる下顎運動の始点である
  3. 咬合器上に上下顎の正確な位置関係を再現できる
  4. 咬合器上で顎間距離の変更が可能
  5. フェイスボウトランスファーにより咬合器上での咬合診断,咬合分析,治療計画等が可能
  6. 咬合器上で中心位に一致した咬頭嵌合位の付与*1が可能


[編集]出典

図解咬合の基礎知識 (1984年)




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*1 THIOPの付与
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