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【目次】



【概要】

補綴学的な理想咬合のひとつで,1961年,Schuyler,C.H.により提唱された。バランスドオクルージョン平衡側の歯の接触を避けた咬合様式。理論的特徴として以下の3点があげられる。

  1. ロングセントリック理論の導入
  2. 側方運動時の作業側全歯による側方圧負担
  3. 側方運動時の平衡側の歯の接触の防止

     一方,前歯群が負担する側方圧より最後臼歯が負担するそれのほうがはるかに大きいとして,Schylerの主張に疑問を呈する研究者も多い。

     本咬合様式では,咬頭嵌合位において下顎の臼歯頬側咬頭が上顎の臼歯辺縁隆線に,上顎の臼歯舌側咬頭が下顎臼歯に嵌合するよう調整するが,平衡側での接触を回避するために上顎第一大臼歯舌側遠心咬頭を低くしたり,第二大臼歯を離開させる方法を適用する術者もいる。
     また,Meyerによって提唱されたFGPテクニックは本咬合様式を実現するのに優れた術式であり,小規模な補綴物の製作には容易に適用できる。

     総論として,グループファンクションドオクルージョンは歯の削合によって実現しやすく臨床的に実用的であるが,オーラルリハビリテーションにおいてはグループファンクションでは不精密過ぎるとする学説もある。 


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Last-modified: 2020-08-10 (月) 13:03:00